岐阜県八百津町で「さくらの勉強会」
岐阜県八百津町のサクラモリの皆さんから、「さくらの勉強会」の便りが届きました。
「ふくしまさくら」を通し、思いやりの心を育てていこうと発足した八百津のプロジェクトですが、今回は町内に点在する桜の名所をつなぎ、八百津町を桜の名所にしていこうという目標を立てての勉強会です。町内から20人の方が参加されました。
勉強会の会場は、キリン木曽川水源の森。広大な敷地の中、岐阜県産の桜を中心に数千本の桜が植えられています。
庭師で樹木医の石垣和義先生(岐阜)を講師に、桜の選定方法や間伐の大切さ、苗木の植栽方法、病気対策などの説明を受けた後、グループに分かれ、剪定や病気になった枝の処理、込み合った桜の間伐など、実際の桜の手入れを実践方式で学びました。
石垣先生曰く「桜の手入れは最初が肝心、植樹から20年ぐらいまでは面倒をみてあげると美しい樹形に育つ」ということです。
次は来年の春に…
八百津のサクラモリの皆さん、勉強会お疲れ様でした。
コロナ渦の中、多くの行事が延期・中止のされ、「子供たちの未来」と「さくら」を思う皆様の熱い思いが、点在する桜の名所をつなぎ、八百津町をさらなる桜の名所にすると確信いたします。
来年3月に、シカ対策を施したうえでまた作業をする予定です。引き続きよろしくお願いいたします。